禁パチを1ヶ月続けてわかったこと(禁パチ38日目)
禁パチは39日目。
今回は、禁パチを1ヶ月行なって得た効果・感じたことを書いていきます。
1.後ろめたさがなくなった
1-1.本能的な後悔
私はパチンコを打っていることを妻に打ち明けていません。
だから、パチンコを打つときは後ろめたさがありました。パチンコを打つお金は自分で稼いだお金ですが、お小遣い制をとっていないので、ある意味じゃ家計の金を勝手にパチンコにつぎ込んで居るのと同じ状況です。
そんなお金でパチンコを打っているので、負けてしまうと考えてしまいます。「このお金があったら家族で外食できたのに」「ベビーチェアが買えたのに」「オムツ何ヶ月分になったのに」と後悔したり、逆に「俺が稼いだ金なんだから俺の好きに使えばいい」「独身だったらこのくらい使ってるし大丈夫」「妻が働くようになれば大丈夫」と強気になったりもしました。
それは全て自分が悪いことをしている、という本能的な自覚に対する後ろめたさがあったからだと思います。
1-2.パチンコ辞めて嘘をつかなくなった
パチンコを辞めて、そうした後ろめたさがすっかりなくなりました。
遊ぶときはしっかり遊ぶし、家族と過ごすときは家族としっかり過ごす。それだけのことですが、自分に正直に生きれるようになりました。
パチンコをやっていた頃の自分を振り返ると、情けない姿をしていたと思います。
パチンコで負けてイラつく自分も、勝って喜ぶ自分も、どちらも情けないです。学生の頃の、もっと自分に自信を持っていた頃の自分が見たら、きっと幻滅すると思います。
本当はこんな自分は理想の自分じゃないはずです。でも、一時の快楽に溺れて、なりたい自分に嘘をつきながらパチンコをしているのが自分でした。
パチンコを辞めることで、家族にも、また自分にも嘘をつくような人生にピリオドを打てたのは、今後の自分の人生にとってとても有意義だと思います。
2.金銭的な余裕が出た
2-1.1万円の価値を再認識する
パチンコを辞めて、狂っていた金銭感覚が徐々に戻りつつあります。
また、先月の家計収支は久々にプラスでした。いつもは、毎月の家計はマイナスで、そのマイナスをボーナスで補填していたので、重要な進歩だと思います。(ちなみに、収支はマネーフォワードでつけています)
1万円の価値を再認識できるようになった気がします。
パチンコ屋の1万円は、スタート台に乗る程度のお金です。失っても「そりゃ1万円じゃ当たらないよな」と達観してしまう金額です。でも、世の中の1万円はもっと価値のあるものじゃないでしょうか。
2-2.1万円で出来ること
1万円あれば、ギターを買うことができます。
部屋を彩る、おしゃれなインテリアグリーンも買えます。
流石にオーダースーツは無理ですが、パターンオーダーのシャツなら税抜1万円で鎌倉シャツでオーダーすることも可能です。
帝国ホテルの由緒あるブッフェ・サールを楽しんでもお釣りがきます。
2-3.意外となんでもできる
1万円あれば、もっといろんなことが出来ます。
そう、パチンコじゃ心もとない1万円でも、他のことに使えば十分に価値のあるお金です。そういう当たり前のことを、パチンコをしていると脳内が麻痺してわからなくなってしまいます。
1万円の価値を思い出すことで、パチンコを行なっていた頃の金銭感覚がいかに異常だったのかがわかります。
3.自分を見つめ直すきっかけになった
3-1.自分はどうありたいか
パチンコをやめて、ちょっとずつ自分の人生をパチンコから取り戻せている気がします。
パチンコを始めてからの人生は、お金も時間もパチンコ屋に捧げてきました。しかし、ここ1ヶ月でパチンコ屋に捧げることを辞めた結果、ようやく自分の人生というものに向き合えるようになった気がします。
そこで芽生えたのが、自分はどうありたいか、です。
このままダラダラと人生を過ごしてしまえば、パチンコ屋に通っていた頃の自分と同じです。
パチンコから人生を取り戻しました。では、その取り戻した人生をどのように使うのか、それが私の次の課題になっています。
3-2.すべきことをしっかりしよう
この課題に関しては、まだ何も答えが出ていません。
なので、今は自分のすべきことをする、ということを念頭に休日を過ごしています。
例えば、楽天証券で積立NISAを始めました。今までおざなりだった家計管理も、マネーフォワードを入れて見える化しました。他にもいつか使うかも、と思ってとってあった不用品を処分したり、子供のマイナンバーカード作ったり、保険の見直ししたり・・・・。
こうした当たり前のことを、しっかり処理することから始めています。
4.人生はこれからも続く
不安定な世の中ですが、間違いなく言えるのは、人生はこれからも続くこと、そして続いていく人生の中で一番若いのは今現時点であること、です。
また、過去のことをいくら後悔しても、過去は変えられないということもあります。
少なくとも、私は20代という本来ならもっと輝くべき時間を、パチンコという生産性のない趣味に費やしてしまいました。
その過去はしっかりと反省します。
しかし、過去に囚われることなく、今後の人生でそれをリカバリーできるよう、今からの人生を誠実に生きていこうと思います。